5月くらいになると多い相談の一つが「蟻」の侵入です。
ヒメアリ等は一匹では気付かないくらいの小さな蟻ですが行列をなして侵入してくるとすぐに目に付きやすくなり
「どこから入ったの?」「なんで?」「キモ!」
と相談が多く寄せられます。
家を壊すことはありませんが、まぁ、あまり虫の好きな人はいませんからね。
鳥、小動物、虫など地域に生息するもの全般に言えることですが、
特に小さな蟻の入る僅か1~2㎜ほどの隙間を、家から全く無くすことは難しく
現代の家共通の気密性の高さとは全く別の問題としてご説明しております。
- ポーチタイルの裏側のモルタルの空隙から玄関土間付近に出てきたり、
- エアコンダクトや内部の配管を伝って2階に出てきたり、
- あるいは単純に通気パッキンから床下に入った蟻が柱の根本付近や設備配管を伝って床との隙間から水廻りに出てきたり、
と出る場所や状況はおよそ幾つかのパターンに集約されます。
対処方法としては、結局のところ家の周りから蟻がいなくなるようにするしか方法はない、
と言って良いと思われます。
その為、現在では巣に持ち帰って巣ごと全滅させるようなカプセル型の蟻用殺虫剤が主流で、
ホームセンターにも季節商品として多く陳列されています。
多く発生する環境であれば、この季節事前に設置しておくとかなり防げますよ。
そのカプセル型の殺虫剤を家の周り、特に発生している場所を中心に数カ所置いておくわけですが、
一つコツがあるとすればなるべく雨に当たらないところに置くことが大切かと思われます。
そもそも殺虫成分は水気に弱く、例えば粉状の殺虫剤なども地面に直接
撒いてしまうとすぐに湿気で効果が薄れてしまいます。
そこで蟻に対してはカプセル式が主流になったのかな?と思われますが
カプセルがあっても直接雨が当たると、やはり湿気で効果が薄れるかと
思いますので、室外機の下や、デッキの下など、外部でも直接雨が当たらない
場所の地面に置いておくのが効果的かと思います。
詳しい人見てたらごめんなさい!悪しからず(_ _)
サンポウホーム 沼田店 メンテナンス担当
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