梅雨がやってきますね~
四季折々の叙情性は我が国の豊かな文化の礎となっております。
とても素晴らしいことですね!

なんちゃって。
まぁ、正直に申しますと、
住宅にとっても、この湿度の高さはなにかと悩ましい問題です。トホホ

同じように建てても何年か経過すると、日頃の換気次第で訪問時の空気が全く違うんですよ。
おそらく目に見えない某か!?の量が全く異なるのだと思います。

カラっと良く晴れた日には
24時間換気にかかわらず、出来るだけ窓を開放
すること。
よく風を通して、締め切りの部屋を出来るだけ作らないこと。
家具や衣類等による空気のこもるスペースをなるべくなくすこと。
24時間換気のフィルターは定期的にお掃除すること。
等が大切です。
えらそうですねぇ~。まぁ、出来る限りですけどね。

洗濯ものイメージ

さて
建築基準法の改正以後、家を新築した場合には
24時間換気システムの設置が義務づけられています。
そもそも、現代の家がより高気密高断熱を目指して切磋琢磨した結果、
(高気密高断熱が我が国の自然環境と合っているかは・・・
それをいってみたところで仕方がないですよね~ 省エネ第一! )
健康のために強制的に換気するシステムが必要となってしまいました。

当時、主にシックハウス症候群の防止の為に義務化された訳ですが、
現在、建材の接着剤や塗料に含まれる有機化合物等はかなり減ってきており
今ではかなり敏感な人でもほとんど気にならないレベルだと感じています。

「24時間換気は止めないで下さいね」と説明を受けたかと思います。
あくまでも24時間稼働していることが前提な訳ですね。
結露によるカビの発生や壁材等の傷みも防ぐことが出来ます。

雨の日でも、窓を開けることなく換気できる24時間換気。
そこで問題が生じます。
家の外の湿度がかなり高くなっている状況、例えば
・梅雨時期の連日の雨とか
・台風による大雨の時とか
・周囲の田んぼに水が張られた季節とか
・山に多くの水分が吸収されて湿気が下に降りてくる状況とか

そんなときは、その湿気が24時間換気を通して家の中に大量に入ってきてしまう
ということになりますよね!
時折相談がある、天井付けの24時間換気から滴が垂れてきた!
というような現象もそのような理由に因ります。

雨の日

湿度が異常に高い日はどうすればいいの?
ということになりますが・・・

※ここから先はあくまで個人的な見解です。内緒ですよ。

24時間換気の理由と理屈さえしっかり理解していれば
1日や2日くらい止めたっていいんじゃないですかね。
(えっ!ホント!ホントに!!)

あくまでもちょっとの間だけですよ!
冬は駄目です。寒いけど駄目です。
何故なら温度差による結露が生じ易くなってしまうからです。
スイッチを入れ忘れてずっと止まっていた、、なんて最悪です。
秋から冬にかけては特に。
システムによってはコウモリの侵入などの原因になってしまいます。
あくまでも自己責任で。

こんな事書くと怒られちゃうのかなぁ・・・
詳しい人、エライ人、見てたらごめんなさい!悪しからず(_ _)