
平日は仕事から帰ったら、ご飯・お風呂・洗濯であっという間に寝る時間。
打ち合わせの席で、共働きのご夫婦からよく聞く言葉です。
今や共働き世帯は全体の約7割。
家づくりのご相談でも、ここ数年は「広さ」や「デザイン」と同じくらい「家事がラクになるか」を重視される方が増えています。
私たちサンポウの住宅事業部が実際のプランづくりで大切にしている、共働きのご家庭に人気の動線とポイントを5つご紹介します。

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① 帰宅したらすぐ手を洗える「ただいま動線」
玄関からシューズクローク、洗面所へと続く動線です。
帰宅後すぐに手洗い・うがいができ、上着や通園バッグもその場で片付けられます。
リビングに物が持ち込まれないので、散らかりにくさがまったく違います。玄関脇にコートや帽子を掛けるフックを数本つけておくだけでも、「とりあえずソファに置く」がなくなります。
お子さんが自分で片付ける習慣づくりにもつながる、地味ですが満足度の高い動線です。
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② キッチンと洗面・ランドリーを隣に
料理をしながら洗濯機を回す。共働きのご家庭では「ながら家事」が日常です。
キッチンから数歩で洗面・ランドリールームに行ける配置にすると、移動のムダが減り、一人が料理・一人が洗濯といった分担もしやすくなります。
キッチンの裏側に洗面・ランドリーを並べる「水まわり集約型」は、給排水の配管がまとまるため、建築コストや将来のメンテナンス面でもメリットがあります。
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③ 行き止まりのない「回遊動線」
キッチン→パントリー→洗面所→廊下→リビングのように、ぐるりと一周できる間取りです。
朝の支度で家族が同じ場所に集中しても渋滞が起きにくく、「通るたびに誰かとぶつかる」というストレスがなくなります。
洗面所が混み合う朝の7時台に、一人は歯みがき、一人はキッチンでお弁当づくり、という並行作業もスムーズです。

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④ 家族の服をまとめる「ファミリークローゼット」
家族全員の服を一か所に集めておくと、洗濯物を各部屋に配って回る手間がなくなります。
ランドリールームの隣に設けると「干す→たたむ→しまう」が数歩で完結します。(第3回で詳しくお話しします)
⑤ リビング横の小さなワークスペース
在宅勤務が定着したことで、2〜3畳ほどのワークスペースやスタディコーナーの人気が続いています。
リビングから目が届く位置にしておけば、お子さんが大きくなってからは宿題スペースにもなり、長く活躍します。
扉で仕切れる半個室タイプにしておくと、オンライン会議のときに生活音や背景を気にせずに済むのもポイントです。
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5つに共通するのは、
「家事を減らす」のではなく「家事の移動を減らす」
という考え方です。
家事そのものはなくなりませんが、歩く距離と迷う時間は間取りで減らせます。
また、週末に1週間分の買いものをする方は玄関からパントリーまでの距離も重要です。まとめ買いした食材を運ぶ動線まで考えておくと、毎週の買い物がぐっとラクになります。
ただし、すべてを詰め込めば良い間取りになるわけではありません。
動線を増やすほど廊下や通路の面積が増え、建築費にも影響します。大切なのは「わが家はどの家事に一番時間がかかっているか」を夫婦で話し合い、優先順位をつけることです。
1週間ほど、家事にかかった時間や「面倒だな」と感じた瞬間をメモしてみると、わが家に本当に必要な動線が見えてきます。
次回は、共働きのご家庭で特に人気の高い「ランドリールーム」について、なぜ家事がラクになるのかを掘り下げます。
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