社用車の駐車場所をついに変更致しました!
約8年、私の白い作業車は樹の下が定位置だったのですが
樹から落ちる黒い何か?の汚れの除去があまりにも大変でしたので。
遅ればせながら(^.^)
マメに洗えば良いのでしょうがずぼらな私はそうもいかず、
出来るだけ汚れない方がやっぱり楽だよな、ということで。
樹種にも因るのでしょうが、ベタベタした樹液ほどとはいかなくても
木のアク?ヤニ?花粉?なども下に落ちて汚れになってしまうようですね。
大自然の中では気付きませんが、人工物が自然の中にあれば
いつの間にか自然に「取り込まれて」「一体化」するように
汚れ、浸食されて、更に分解を早めていくのではないかな、と感じます。
かーるくゆっくり腐海にのみこまれていくってところでしょうか。
そのようなことで言えば…
自宅のすぐ近所に空き家になった家があるのですが
数年経過して、あっという間に蔦や笹にうっそうと覆われてしまいました。
住んでいるときでもそれ程マメに草刈りなどしているとは思えなかったので
管理状況的にはほとんど変わらないと思うのですが…
あまりにも急激な変化にびっくりしています。
よく「人が住まなくなると家は傷む」といいますが、使用しないというだけでは
それ程傷む理由にはならないと思うのですね。設備品を除いては。
ということは、自然には「人の住んでいる気」「大切にしている気」が伝わっていて
「気」が途切れた事を察知しているとしか思えないのです。ヒェ~!
お客さま邸を訪ねてみると…
家の立地条件などによって汚れや傷みの進行にかなり差がでるようです。
街道筋の排気ガスやタイヤかすによる汚れ、または工場の排煙なども
もちろん影響は大きく気になるポイントではありますが、
山を背負っていたり、木が多かったり、周囲が自然豊かな土地だったりすると
どうしてもコケや花粉などによる汚れその他、樹木や草木の影響がハッキリ見られるようになります。
早ければ2~3年で目立つこともあるので立地によっては外壁の色や部材の選択には
建てるときに充分こだわった方が良いかもしれませんね。
(そういった意味でいうとタイル外壁はかなり良い選択と思います!)
そこまで言っておいてなんですが、
大切に住んでいる間は「気」が伝わってそこまで酷く傷んでしまうことも
無いとは思いますので、あまり気にしすぎて神経質にならないで下さいね(^.^)
自然と半分一体化しているボロ家に住んでいる私からの戯言ですが…
植物学者さんごめんなさい!悪しからず(_ _)