住宅ローンは、多くの方にとって人生でいちばん大きな借入になります。それなのに、意外なほど「なんとなく」で決めてしまう方が少なくありません。

前回、年収500万円なら月10万円・借入3,500万円程度が現実的だとお伝えしました。今回は、そのローンを組むときに陥りやすい失敗と、その避け方をお話しします。

 

失敗① 審査に通った上限まで借りてしまう

これが最も多いパターンです。「4,200万円まで借りられますよ」と言われると、つい予算を引き上げたくなります。

でも審査に通る額は「返せる保証がある額」ではありません。返済は35年続きます。今の生活を基準にするのではなく、この先の生活を基準に決めてください。

 

失敗② 変動金利を「安いから」だけで選ぶ

2026年8月時点で、変動金利はメガバンク平均1.082%、対する10年固定は3.780%、フラット35は3.290%。

この差を見れば、変動を選びたくなるのは当然です。

 

ただし変動金利は、その名のとおり動きます。

3,500万円を35年で借りた場合、金利1.1%なら月々の返済額は約10.0万円、総返済額は約4,218万円。これが2.1%まで上がると、月々は約11.8万円、総返済額は約4,945万円。月1.8万円、総額で約727万円の差が生まれます。

 

 

 

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日銀は今後も段階的な利上げを見込むという見方が優勢です。

変動金利を選ぶこと自体は悪くありません。

大切なのは「上がったときに耐えられるか」を先に確認しておくことです。

 

おすすめしているのは、

 

固定金利で試算した返済額との差額を、毎月別口座に積み立てておく方法です。

 

金利が上がっても、その積立が緩衝材になります。上がらなければ、繰上返済や教育資金に回せます。

知り合いのファイナンシャルプランナーの方がおっしゃっていました。

 

 

失敗③ ペアローンを深く考えずに組む

共働きのご夫婦に人気ですが、注意も必要です。お子さんが生まれて働き方が変わったとき、二人分の返済がそのまま残ります。

組むなら「どちらか一人の収入だけでも当面しのげるか」を必ず確認してください。

 

 

失敗④ 金利だけで銀行を選ぶ

融資手数料、保証料、団体信用生命保険の保障内容は銀行ごとに違います。金利が0.05%安くても、手数料で逆転することはよくあります。総支払額で比べてください。

住宅ローンは「安く借りる」ものではなく、「無理なく返し切る」ものです。この視点さえ持っていれば、大きな失敗はまず起こりません。

 

画像はイメージ

今回は失敗例を主にお話しさせていただきました。

マイホーム購入となるとほとんどの方が大きな金額のローンを組まなくてはなりません。

私が住宅業界に入ったときに、よくお世話になった某銀行の担当の方が、

「ローンを組むのにbestはないんだよ、我々はよりbetterな方法をお客様に提案していくしかできない。」

と言っていました。

未来を読める人はいません。5年後、10年後、日本がどの様になっているかわかりません。

ご家族の未来予想図をしっかり持って、今ある状況で何が合っているか、こうなったら?ああなったら?と少しだけ考えておくだけで

変化が起きた時対応できるものです。

 

無理がなく、ご自身の明るい未来を想像できる、家づくりと資金調達が大事ですね!

 

今回もありがとうございました!

また次回をお楽しみに♪

 

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