まだ40代のご夫婦のご相談事例

子どもは二人、どちらも女の子。今は未婚。
「いずれ子どもたちが大人になったとき、親のお墓のことで悩ませたくない」
そんな気持ちから、お墓の将来について考え始めた方のケースです。
娘さんだけの場合、結婚や転居で名字が変わったり、遠くに住む可能性もあります。
だからこそ、
“お墓を大切にしたい”と“子どもに負担をかけたくない”
その両方をどう守るかで迷われる方がとても多いです。
このような条件のご家庭で多く選ばれているのが
「墓じまい+永代供養(合祀または個別型)」 という考え方です。
ただし、
今すぐ結論を出す必要はありません。
家族で話し合える時間をゆっくり持つことが、
いちばん後悔の少ない進め方です。
なぜなら、
お墓のことは「正解」よりも
気持ちが納得できているかどうかが何より大切だからです。
墓じまいを「する」場合の考え方
良いと感じる点
1.娘さんたちの将来の負担を、ほぼ残さずに済む
「お墓、どうしよう…」
そんな心配を娘さんに背負わせなくて済むのは、親として大きな安心材料です。
2.お金や手間の心配が少なくなる
管理費、修繕費、掃除やお参りのための移動。
年齢を重ねるほど負担に感じやすい部分が減ります。
3.自分が元気なうちに、きちんと整理できる
体力も判断力もある時期に進められるため、家族間の話し合いも比較的スムーズです。
4.永代供養なら、代が途絶えても供養は続く
「この先、誰も見られなくなったらどうしよう」
という不安を持たずに済みます。
気をつけたい点
1.気持ちの寂しさは残ることがある
親が建てたお墓を閉じることに、割り切れない思いを感じる方も少なくありません。
2.手続きは多少の労力が必要
書類や段取りを考えると、「思っていたより大変」と感じる場合もあります。
3.一度行うと元に戻せない
迷いがあるまま進めると、後悔につながることもあります。
墓じまいを「しない」場合の考え方
良いと感じる点
1.親の思いをそのまま残せる
「家のお墓がある」という安心感は、心の拠り所になる方も多いです。
2.お参りの場所が変わらない
節目ごとに自然と足を運べる場所があるのは大きな魅力です。
3.先祖とのつながりを実感しやすい
特に地域に根付いたお墓の場合、精神的な支えになることもあります。
気をつけたい点
1.将来、娘さんたちの負担になる可能性が高い
遠方に住むようになると、管理や法事が現実的に難しくなることがあります。
2.自分が高齢になると維持が大変になる
掃除やお寺とのやり取りが負担に感じやすくなります。
3.最終的に無縁になってしまう心配
「残したつもり」が、かえって将来の不安につながる場合もあります。
このケースで大切にしたい考え方
● 娘さんの将来は、今はまだ分からない
住む場所も、生活の形も、人それぞれ。
「墓守りを前提にしない選択」は、今の時代に合った優しい考え方です。
● お墓を守ること=供養ではない
形を変えても、供養の気持ちは続けられます。
● 今、決めなくてもいい
墓じまいは、「やろうと思った時にできる選択肢」です。
焦らなくて大丈夫です。
後悔しにくい進め方
1.まずはご自身の気持ちを整理する
「何が不安か」「何を大切にしたいか」を書き出してみましょう。
2.娘さんが大人になったら、軽く話してみる
重い相談でなくても構いません。
3.永代供養の選択肢だけ、情報として知っておく
知るだけで、心が少し楽になります。
4.2~3年かけて考えても問題ありません
お墓は、急いで決めるものではありません。
最後に
あなたの考え方から伝わってくるのは、
「親を大切にしながら、子どもも守りたい」
その優しさです。
将来的には
墓じまい+永代供養 が安心につながる可能性は高いですが、
今は「考え始めた段階」で十分です。
ゆっくり、納得できる形を選ぶこと。
それが、
親御さんにとっても、娘さんにとっても、
いちばん後悔の少ない道になります。
墓じまいではなく、続けられるお墓にリフォームしたい方へ
石のサンポウに、既存のお墓に対する様々なニーズに対応すべく、お墓のリフォームや改修に特化した部門「お墓リフォーム相談室」が誕生しました。
- 既存のお墓を大切に活かす改修工事
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をベースとして、お墓への様々なニーズや、想いにお応えいたします。
詳しくは、お墓リフォーム相談室のページを御覧ください。