相談ケースから学ぶ

ご相談内容について
お子さまはお二人(長男・長女)
長男はご結婚され、お孫さんもいらっしゃる
群馬県の比較的田舎に、親御さんが建てたお墓がある
「墓じまいをした方がいいのか」
「それとも、このままお墓を残した方がいいのか」
迷われるのは、とても自然なことだと思います。
特に
・長男がいる
・お孫さんもいる
・地域は群馬県の田舎
という条件は、どちらの選択肢にも理由があるケースです。
だからこそ、
「どちらが正解か」ではなく
「自分たち家族にとって、どちらが無理のない選択か」
という視点で考えることが大切です。
まず大前提として
ご家族構成を見ると、
「お墓を継ぐ可能性がゼロではない」状況です。
ただし、
「長男がいる=必ず継ぐべき」
という話ではありません。
今は良くても、
10年後・20年後の生活環境は大きく変わる可能性があります。
将来、誰かに無理をさせないために、今から整理して考えることはとても前向きな判断です。
① 長男さんご一家の住まいと、これからの生活
まず一番大きなポイントは、
将来もお墓参りに通える距離に住み続けられるかどうかです。
● 群馬県内、または車で1時間程度の距離
この場合、
・車社会でアクセスしやすい
・帰省のついでにお参りできる
など、比較的無理なくお墓を維持できる可能性があります。
● 首都圏・遠方・転勤の可能性が高い
この場合、
・帰省の頻度が下がる
・孫世代になると、ほとんど行かなくなる
ということも珍しくありません。
「今は行ける」よりも
**「将来も行けそうか」**で考えることが大切です。
② 今あるお墓は、将来も管理しやすい場所か
田舎のお墓は、場所によっては
・山の中にある
・冬場は足元が悪い
・草刈りの負担が大きい
・駐車場が遠い
といった悩みが出やすくなります。
もし
「自分の代でも大変だな」
と感じているなら、
次の世代には、さらに負担が大きくなる可能性があります。
③ お墓を残す場合の、気持ちの面での良さ
お墓を残す選択には、やはり大切な意味があります。
・ご先祖のお墓が「家の拠り所」として残る
・お盆やお彼岸に家族が集まる場所になる
・長男がいることで、継承の形が分かりやすい
特に群馬のような地域では、
「お墓がある=家の中心」
と感じる方も多く、心の支えになることもあります。
また、
墓じまいにはまとまった費用がかかるため、
今すぐ急いで決めなくてもよいという考え方も十分ありです。
④ 墓じまいを選ぶ場合の安心感
一方で、墓じまいにはこんな安心もあります。
・子どもや孫に、管理の負担を残さなくてすむ
・「どうする?」と将来家族が悩まなくてよい
・永代供養や樹木葬など、管理不要の形にできる
「自分の代で方向性を決めておく」ことは、
残される家族への大きな思いやりでもあります。
⑤ 迷ったときの考え方(おすすめの順番)
【第一段階】
長男ご夫婦の気持ちを、さりげなく聞いてみる
・将来、お墓を守る気持ちはあるか
・群馬に戻る可能性はあるか
この二つは、とても重要です。
【第二段階】
もしお墓を残すなら、将来の負担を軽くしておく
・名義や管理費の確認
・お墓の状態チェック
・「もしもの時の墓じまい手順」を書き残す
これだけでも、将来の安心感は大きく変わります。
最後に(あなたのケースについて)
あなたのご家庭は、
お墓を残す選択肢も、墓じまいの選択肢も、どちらも現実的なケースです。
だからこそ、
・長男さんの生活圏
・家族の気持ち
・ご自身が「無理なく続けられるか」
この3つを大切にしてください。
目安としては
・長男さんが群馬近郊に住み続ける可能性が高い
→ 今はお墓を残す選択でも問題ありません
・長男さんが遠方での生活が続きそう
→ 将来的に墓じまい+永代供養を考える方が安心です
どちらを選んでも、
家族を思って悩んだ時間そのものが、立派な供養だと思います。
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